愛媛県内有数の米どころ西予市宇和地域で、正月用のしめ縄作りがピークを迎えている。10日は、宇和高齢者創作館活動クラブ(水谷権一会長)の藁(わら)工部の4人が、宇和町卯之町4丁目の宇和高齢者創作館で作業に励み、熟練者ならではの手慣れた手つきを披露した。
 しめ縄は、地元産もち米の稲わらを使用。今年も輪やのれん形など大小約3千個を25日ごろまでに仕上げる。
 しめ縄は市内の企業や家庭などから約300件の注文があり、注文以外は市内の道の駅「どんぶり館」で販売する予定。